カラスシジミ
Fixsenia w-album/シジミチョウ科
● 幼虫の食草・食樹:ハルニレなど
● 花伝舎で観察できる時期:6月中旬~7月初旬
● 花伝舎で観察できる場所:香りの庭 特にブランコ裏のヒヨドリバナや セリの花
幼虫の植樹は渓谷沿いに多いハルニレで、年1回の発生で長野県では初夏の上高地でよく見られます。クロウメモドキなどを食樹とするミヤマカラスシジミは近縁種で、両種とも名前の通りはねの表側がほとんど黒色のため区別は難しいですが、本種は後ろばね裏のオレンジの斑紋の内側にある白線がW字になっているのが特徴です。学名の「w-album」(白いw)はそのことに由来します。