ルリタテハ
Kaniska canace/タテハチョウ科
●幼虫の食草・食樹:サルトリイバラ、ホトトギスなど
●花伝舎で観察できる時期:4月~10月
●花伝舎で観察できる場所:陽だまりの庭、駐車場
学名のKaniska(古代インドのクシャーナ朝の君主カニシカ王)からわかるように東アジアと南アジアに分布する南方系のタテハチョウ。「瑠璃」の名前のようにあざやかな淡いブルーの帯模様が入るのが特徴です。オスは他のオスがちかづくと追いたてる性質(なわばり行動)があり、花にはあまり訪れず雑木林の樹液や動物の糞などから水分を吸います。