モンシロチョウ
Pieris rapae/シロチョウ科
●幼虫の食草・食樹:キャベツ、野沢菜など栽培種を好む
●花伝舎で観察できる時期:4月~10月
●花伝舎で観察できる場所:香りの庭
真っ白なイメージを持たれがちですが、前ばねの先が黒く、はねには名前の通り黒い紋が数個あります。前ばね表の真ん中から胸近くまで黒い模様が入っているのがメスで、この模様がなく白っぽいのがオスですが、人が見えない紫外線の領域が見えるモンシロチョウ自身は、もっと別の見え方でオスメスを判断しています。メスのりん粉が紫外線を反射する構造なのに対し、オスは紫外線を吸収する構造であり、モンシロチョウにはメスよりオスの方がはるかに黒く見えています。