ヒメウラナミジャノメ
Ypthima argus/タテハチョウ科(ジャノメチョウ亜科)
●幼虫の食草・食樹:チヂミザサ、メヒシバなど
●花伝舎で観察できる時期:5月~9月
●花伝舎で観察できる場所:全域
モンシロチョウより二回りほど小さく、草の上を跳はねるように飛ぶ目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面の細かい波形の模様からウラナミの名がつきました。また後ろばねの裏面にも左右各5つずつの目玉模様を持ち、学名の「argus」(ギリシャ神話の神で100の目を持つ巨人アルゴス)はこれが由来です。草原や林の周辺で広く見られる普通種で、いろいろな花で蜜を吸います。