メスグロヒョウモン
Damora sagana/タテハチョウ科
● 幼虫の食草・食樹:スミレ類
● 花伝舎で観察できる時期:7月~8月
● 花伝舎で観察できる場所:香りの庭
このチョウのオスは一般的なオレンジと黒のヒョウ柄ですが、メスは名前の通り黒地に白帯が入っていて、高山蝶のオオイチモンジかと一瞬驚きます。秋にはソバ畑でよく見かけるようになり、メスは食草近くの木の幹に卵を産む習性があります。学名は大馬鹿な(Damora)女預言者(sagana)もしくはSaganaという名の魔女の意味らしく、いずれにしてもかわいそうな名前を付けられたものです。