ヒメシジミ
Plebejus argus micrargus/シジミチョウ科
● 幼虫の食草・食樹:ヨモギやイタドリなど30種以上の食草
● 花伝舎で観察できる時期:6月~7月(年1回発生)
● 花伝舎で観察できる場所:駐車場、香りの庭、シロツメクサ、ヒメジョ オンなどの花に集まる
本種、ミヤマシジミ、アサマシジミは同じPlebejus属のシジミチョウで区別が難しいですが、その中で個体数が多く高原や林道でよく見られるのが本種です。これはほかの2種と異なり幼虫が多くの種類の植物を食べる(広食性)という戦略を選んだからかもしれません。長野県版レッドリストの留意種とは、県内では普通にみられるが全国的に見た環境省レッドリストでは絶滅危惧のランクに入っているという意味です。北海道産は本州とは別亜種(pseudaegon)とされています。
■環境省レッドリスト
準絶滅危惧(NT)
■長野県版レッドリスト
留意種(N)