ベリリウムは金属元素の中でも原子量が小さく、密度が低いため、X線に対する透過率が高いという性質を持ちます。その特性を利用し、金属ベリリウムとして、X線装置におけるX線管球窓・X線検出器の窓に使用されています。
リスク
通常の状態では安定していますが、加工・解体処理等の際に発生する粉塵やヒュームは極めて高い毒性を持ち、慢性疾患であるベリリウム肺症や急性ベリリウム症を引き起こします。
処理・処分方法
当社では、ベリリウムの粉塵によるリスクを考慮し、該当部分を溶解後、中和脱水処理(不溶化処理)を行うことで安全な処理を実現しています。
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担当:営業本部 松葉