中野工場は、燃焼・破砕処理プロセスを統合した資源循環型の処理プラントです。受け入れ廃棄物の特性や組成に応じて、適切な資源化の方法を見極めた処理が行なわれています。焼却プロセスには、温度管理から処理解析まで、先進の技術とノウハウが投入されており、社会的な課題であるフロン類の破壊処理もお引き受けしています。またフレキシブルな対応により、OA機器のリサイクル等、お客様からの多様なご依頼に対応しています。
[敷地面積]73,924m2 [建物面積]6,758m2
[処理対象物]汚泥・廃アルカリ・廃油・廃プラスチック類・紙くず・木くず・繊維くず・動植物性残さ・ゴムくず・金属くず・ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず等
上越工場
上越工場では、廃酸、廃アルカリ、泥状物の処理に対応しています。廃液中の金属資源等の回収、再利用化に取り組んでおり、当社が全国委託処理総量の約15%をお引き受けしている無電解ニッケルメッキ廃液の処理では、廃液中に含まれるニッケル及びリン酸のリサイクルを実現。それぞれ工業材料及び肥料原料として供給しています。またイオン交換樹脂の再生なども行なっています。
[敷地面積]26,512m2 [建物面積]6,179m2
[処理対象物]汚泥・廃酸・廃アルカリ
分水工場
分水工場は、泥状の汚泥等の処理をお引き受けするほか、有害物質が付着しているおそれのある金属・プラスチック等について、洗浄-破砕(解体)の一貫処理を行なうことにより、無害化と再利用を実現しています。また廃棄物の組成に応じて再資源率を高めるなど、より高度な資源循環の実現に取り組んでいます。
[敷地面積]20,875m2 [建物面積]8,710m2(燕リサイクルセンターを含む)
[処理対象物]汚泥・廃酸・廃アルカリ・廃プラスチック類・鉱さい・燃え殻・金属くず・ばいじん・ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず・がれき類等
燕工場
燕工場は、環境技術の研究機関を併設する技術開発型の中間処理施設です。有害物が溶出しない泥状物となるよう、高度な化学反応による処理技術を実用化するなど、より安全な無害化処理、有用資源の再生・再利用の実現に取り組んでいます。また工場機能としては、大量廃液の集中処理が可能な設備体制を有しており、迅速・安全・適正な処理を求めるユーザーの皆様のご要請にお応えしています。