お知らせ

ミヤマ株式会社（南　栄嗣社長　本社：長野市）はこのたび、産業廃棄物の収集運搬に従事する全ドライバー178人が「特定化学物質等作業主任者」資格を取得したことを発表いたします。(2004年2月29日現在)

特定化学物質等作業主任者は、40種類近い特定化学物質等の取り扱いに関する知識を有した者を認定する国家資格です。廃棄物の種類や性状が多岐にわたる今日、ミヤマでは、収集運搬に直接従事するドライバーが化学的知識を有することは、環境に配慮した安全な収集運搬業務において必須、と考え、かねてより廃棄物の安全輸送に必要となる集荷物の諸特性、取扱い等に関するドライバー教育とその成果である資格取得に注力して参りました。今回、全ドライバーが特定化学物質作業主任者の資格を取得した他、危険物取扱者資格取得者も65名を超えており、さらに質の高い収集運搬サービスを提供することが可能となりました。

ミヤマは、産業廃棄物の収集運搬からリサイクル、適正処理まで、自社一貫体制のもとに事業展開をしております。そうした中、収集運搬に使用する車両について、事故の未然防止と万一のトラブルを最小限に留める安全機構を備えた専用車両を独自に開発する等、ハードウェア面の安全対策に努めて参りました。今回の資格取得や安全教育等によるドライバーのスキルアップは、こうしたハードウェア対策を強力に補完する、いわばソフトウェア的な安全対策として欠かすことのできないものと考えます。

ミヤマは今後も、ハードウェアとソフトウェアの両輪による、安全性の高い収集運搬業務を通して、当社の企業理念である「環境と安全」に合致した企業活動を実践して参ります。