第31話:日米親善の木。
晩秋街路や公園で鮮やかな紅葉と赤い実を見せてくれるハナミズキ。
日本へ渡ってきたのは大正4年のことです。
当時東京市長であった尾崎行雄が米国ワシントン市へ親善の証としてサクラの苗木を寄贈。
その返礼として贈られたのがハナミズキでした。
その原木は今も日比谷公園に残されています。
【ハナミズキ】
ミズキ科の落葉小高木。
北米を代表する花木で、
庭木や街路樹として
広く活用されています。