ピジョンポスト 29号掲載
みょうが
暑い夏の爽やかな味覚といえばみょうが。
みょうがを食べると物忘れがひどくなるという俗説は有名で、落語の題材にもなっています。
ある日「茗荷宿」という寂れた宿屋にお金持ちの旅人が泊まりました。その人の立派な荷物を見て、主人は一計を案じ、みょうがをたくさん食べさせて、荷物を忘れさせるように仕組むという話。でも実際は、茗荷には大脳の働きを活性化させる効果があります。また、胃の働きを活発にしたり、体の熱を冷ます働きもあり、夏バテ予防に最適です。
さて、宿屋の主人のたくらみはうまく運んだのでしょうか。続きは落語を聞いてみてください。