ピジョンポスト 27号掲載
いちご
いちごといえばビタミンCですが、虫歯予防に効果のあるキシリトールも多く含まれていることは、あまり知られていません。虫歯はミュータンス菌が糖を分解し生成した酸が原因の一つだといわれていますが、キシリトールはほとんど酸にならないばかりでなく、長期にわたり摂取することでミュータンス菌の活性が弱まり、糖からも酸を作ることができなくなります。
いちごには他にもコラーゲンの生成の促進や、ガンの抑制、歯槽膿漏の予防、ウイルスの繁殖の抑制など、意外な効果があります。品種改良が盛んで、新しい品種が次々でてくるのもいちごの特徴。
これからは「虫歯になりにくいいちご」なんていう品種も発売されるかも。