ピジョンポスト 13号掲載
りんご
りんごの甘味を作るのはりんごの葉。葉の部分で作られたでんぷんが、糖に変化して実に蓄えられるのです。たくさんの糖が実に運ばれると細胞と細胞の間にその糖が溢れ出し、いわゆる蜜の部分になるのです。この糖自身はあまり甘くありませんが、よく熟したおいしいりんごの目安になります。
りんごが生育するのは気温が5℃以上の間だけ。寒い間は休んでいます。
これもおいしいりんごを作るには欠かせない要素です。私たちも秋の夜長を休息にあて、このとき毎日1つずつりんごを食べてみてはいかがでしょうか。整腸作用があることは皆さんもご承知のとおりですが、それだけでなく高血圧の予防、口臭予防、貧血の回復、アトピー性皮膚炎の原因となるヒスタミンの抑制にも効果があります。