ピジョンポスト 6号掲載
もろこし
夏祭りや海岸でひときわおいしそうなにおいの焼きとうもろこし。もろこしは「穀物の王様」。現在世界の生産量は約五億トン。 家畜飼料の主原料であり、コーンフレーク、コーンスターチ、アルコール原料など加工食品も多くあるため、毎日の食生活に欠かせません。
もろこしは糖質の多い高カロリー食品で、比較的バランスよく栄養素を含んでいて、その栄養は茹でても焼いてもあまり低下しません。
脂溶性のビタミンEが多く含まれていて老化防止、高血圧や動脈硬化、狭心症などの予防に効果的です。胚芽からできるコーン油にはリノール酸が多く、血管にコレステロールが沈着するのを防ぐ働きがあります。
もろこしのおいしさは収穫してから料理するまでが勝負。採れたてを召し上がれ。