加賀の風味は金時色。〜金時草〜
加賀金沢の料理に欠かせない、金時草(きんじそう)の酢の物。独特のぬめりと風味で食膳を賑わす一品です。本格的な栽培は昭和初年頃のことだとか。ある農家が八百屋さんの奨めで始めたところ次第に評判となり、加賀野菜の代表格の一つとされるまでになったのです。葉裏が鮮やかな金時色(赤紫)であることからこう呼ばれます。
東南アジア原産のキク科多年草。葉と茎にビタミン類、鉄分を豊富に含み、血圧抑制、抗酸化、精神の鎮静効果などがあります。
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