聖書の栞になったハーブ。 ~コストマリー~
その昔、熱心な清教徒たちは、教会での祈りの時にコストマリーの押し葉を聖書に挟みこんでいました。その香りで、眠気や寒さを紛らわしたのだとか。それでバイブルリーフとも呼ばれるハーブです。レモンに似た甘く強い香りは、スープや肉料理のほか、エール酒の香り付けにも用いられています。
コストマリーはキク科の多年草。葉には収斂、止血、消毒作用などがあり、薬草としても広く用いられています。
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