大英帝国を救ったハーブ。 ~ローズヒップ~
第二次大戦中のこと。柑橘類の輸入が止まった欧州の国々では、ビタミン類の摂取不足が深刻な社会問題となりました。そのとき、英国保険省が着目したのが、生垣などに使われるノイバラの実、ローズヒップ。ボランティアを動員して国中からローズヒップを集め、シロップとして配給したのでした。
ローズヒップはノイバラの花の跡に出来る偽果のこと。豊富なビタミンを含み、目の疲れ、肌荒れ、便秘等に効果があります。
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