観察倍率2,000倍のカタツムリの殻
小さなカタツムリの殻が住宅を老朽化からまもる!?
画像はカタツムリの殻を拡大したもの。幅数μmの溝が見えます。この溝に空気 中の水分が集まることで殻は常に薄い水の膜に覆われた形となり、汚れなどを弾き、きれいな状態を維持することができています。現在ではこのメカニズムを応用し、汚れが付きにくい外壁タイル等も製品化され、住宅の長寿化につながっています。ちなみに、雨上がりに家のコンクリート部分にカタツムリが集まるのは、殻のカルシウムを補給する為にコンクリートを食べているからだとか...。