葉の裏側と1,000倍で観察した分泌性葉毛
香りの罠 アップルミント
画像はアップルミントの葉を拡大したもの。丸い袋は分泌性葉毛と呼ばれる細胞で、虫よけ効果のあるメントールなどの成分が詰まっています。軽くこするだけでこの袋は割れるため、昆虫が葉を食べようとすると、袋が破裂し強烈な匂いを発します。調理でミントを叩いて加えるのもこの匂い袋を壊し、香りを引き立たせるため。葉には、普通の毛も生えており、昆虫の移動を妨害する役目も担っています。食べられるのを阻止するため、植物の葉には、多くの罠が仕掛けられ
ているのですね。