2004.12.01
エコドライブ運動とMHS-01開発が評価 大気環境保全活動功労者表彰を受ける。
11月29日、平成16年度大気環境保全活動功労者表彰が、東京都港区の虎ノ門パストラルにて行なわれました。団体部門では当社を含め全国で7つの企業・団体が表彰を受けました。
表彰式では、表彰状授与に先立ち、小池百合子環境大臣より「地球温暖化は、既にまったなしの問題となっている。日本を温室効果ガス排出の少ない社会へと転換していく必要があるが、これまでの省エネルギーや公害防止の豊富な経験や高い技術力を活かして、世界をリードしていけるものと信じている。」とのあいさつがありました。
ミヤマは、1997年に自社の全物流トラック約200台を対象にアイドリングストップ運動を開始しました。そして、1999年度からは、温暖化防止、省エネ運転、安全運転まで包含するエコドライブ運動へと展開して参りました。
エコドライブ運動では、特に燃費向上とそれに伴うCO2排出削減に着目し、物流トラックドライバー約180名全員を対象としたエコドライブ講習会を実施。ドライビングテクニック及び意識向上による燃料消費量削減とCO2等の環境負荷物質削減を計りました。この結果、1999年度エコドライブ運動は2.6%(1998年度比)、翌2000年度は7.3%(1998年度比)、 2001年度は9.7%(1998年度比)そして、現在エコドライブナビゲーションシステムMHS-01により平均20%以上の燃費削減と、大幅なCO2排出削減を果たすに至っています。今回の表彰は、上述の取り組みや開発を評価いただいたものです。
なお、エコドライブナビゲーションシステムMHS-01については、本年2月、第14回省エネ大賞にて資源エネルギー庁長官賞を受賞しており、今回はこれに続いての、国よりの表彰となります。
今後も、総合環境企業として、環境保全に向けた事業を展開して参ると同時に、事業のあらゆる工程・業務において、環境負荷軽減に向けた取り組みをさらに加速して参ります。
ミヤマの環境活動に引き続きご支援とご理解をいただきますようお願いいたします。
大気環境保全活動功労者表彰とは
環境省、独立行政法人環境再生保全機構及び全国都道府県では、毎年12月を大気汚染防止推進月間とし、主に自動車利用者(荷主、運転者等)やビル所有者を対象とする各種啓発活動を実施して、窒素酸化物や粒子状物質の排出低減を広く呼びかけています。本キャンペーンの実施によって、大気汚染物質排出量の低減及び国民各層の大気保全意識の高揚を図っていますが、大気環境保全活動功労者表彰は、このキャンペーンの一環として、行なわれるものです。
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