1999.12.01
エコドライブ運動をPR '99エコビジネス展に出展しました。
11月19日(金)・20日(土)の2日間、新潟市産業振興センターにて『'99エコビジネス展』が開催されました。『環境の未来にチャレンジ』をテーマに、68団体による多彩な出展となりましたが、ミヤマは『環境に優しい走りへの取り組み~ミヤマに生まれた4haの森』と題し、アイドリング・ストップ運動からエコドライブ運動に至る、地球温暖化防止、省エネ、安全運転を目的とした取り組みについて紹介すると共に、本業である総合環境企業とは何かについてPR致しました。両日共に好天に恵まれ、金土開催であったにも関わらず、土日開催の昨年を上回る動員となる盛況ぶりでした。
既に99年4月号の本紙でもご紹介しておりますように、ミヤマでは97年12月から98年11月までの1年間を通じてアイドリング・ストップ運動を展開し、120tのCO2削減に成功しました。この削減量は、約4haの森林が一年間に吸収するCO2量に相当します。今回展示会テーマに掲げた『ミヤマに生まれた4haの森』はこの実績を表現したものです。このアイドリング・ストップ運動の成果を踏まえ、地球温暖化防止と省エネ、安全運転を実現するため、より趣旨を拡大したエコドライブ運動をスタートした訳ですが、この趣旨を来場者の皆さんにご理解いただくのが今回のミヤマブースのメインテーマでした。
ミヤマでは現在、収集運搬トラックと営業車を合わせ360台を超える車両を事業活動に使用しています。全ての車両は企業活動に不可欠な要素ではありますが、環境を生業とするミヤマにおいては、お客様からお預かりした廃棄物を安全かつ確実に運搬すると同時に、いかに環境負荷を与えずに運搬するか、これを追求し続けることもまた総合環境企業としての使命と認識しています。 今期当社が自らに課している目標数値は
●燃費10%向上(アイドリング・ストップによる数値含む)
●アイドリング・ストップによるCO2削減量135t
あり、これにより、ミヤマに生まれた4haの森は4.5haにまで拡大することになります。また、燃費は昨年一年間の平均燃費をベースにしており、目標を達成した場合削減できる燃料は200L入りドラム缶換算で約1700本に相当します。大幅にCO2削減を果たした昨年の数値をベースにさらに12.5%の削減を積み上げるのは容易ではありませんが、環境を本業とする企業として、厳しい目標数値を自らに課し、全社を挙げて達成に向け努力しています。
'99エコビジネス展会期中、ミヤマのエコドライブ運動を紹介したパンフレットを配付し、来場される皆さんにエコドライブ運動を呼びかけ、来場された皆様からは様々な反響をいただきました。パンフレットを熱心にお読みくださるお客様、今回の展示に賛意を表明してくださるお客様、さらには、会社でエコドライブ運動を推進したいのだが、ついては120トンというCO2削減量は、どんな数値を基準に弾き出したのか教えて欲しい、といった質問まで頂戴し、企業人として、また一生活者として多くの方々がエコドライブ運動に強い関心を持ち、これを支持して下さっていることを改めて実感させられる機会ともなりました。
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