1999.08.01
中野工場見学・意見交換会 NECTA(長野県環境調和型産業技術研究会)中野工場見学・意見交換会開催される
6月29日、ミヤマ中野工場にて、NECTA(長野県環境調和型産業技術研究会)様の工場見学及び意見交換会が行われました。
NECTA様は、『環境配慮の取り組み』を体系的に推進すると共に、廃棄物・リサイクル対策関連技術の開発や企業間・業種間における連携などの課題に協調して取り組むべく、県内企業(製造業)等により設立され、関係情報の収集交換や共同研究を進めていらっしゃいます。
今回の工場見学では、主に排プラスチック類の再利用方法について重点的にご説明させていただきました。廃プラスチック類の再利用方法としては、表のように、排再利用(リターナブル式:通い箱等)・再生原材料/製品としての利用・固形燃料化・高炉原料化・セメント原料化/燃料化、そして最終的な処理困難物は、ガス化溶融炉にて、精製合成ガス及び有価物回収等、様々な手法があります。
経済活動の主要な担い手である製造業に対して、環境の保全に大きな役割が期待されている現在、従来の『パイプエンド』での公害対策の段階から、原材料調達~生産~流通~使用~廃棄に至る『製品のライフサイクルの全ての段階』を対象とする環境負荷の軽減について、戦略的なアプローチが必要とされる時代を迎えています。
ミヤマでは廃棄物の種類、形態に応じた最適な処理・再利用化をお客様に提案して参りたいと考えております。
※掲載内容は発行時点のものです。最新情報についてはお問い合わせください。