1998.10.01
ミヤマの新技術紹介 生物活性炭法によるBOD処理(低濃度BOD・COD分解処理システム)
BODの上乗せ規制に対応するためにミヤマでは、まだ日本では数例という生物活性炭によるBOD処理システムを受注しました。装置の主な仕様は処理水量2400t/日、原排水COD濃度 60mg/L、処理水20mg/L以下です。これはポパールによる生物包括菌の種菌を排水中に供給し、生物吸着分解塔でこの種菌と排水中のBOD・COD成分を同時に吸着するものです。吸着されたBOD・COD成分はさらに炭酸ガスと水に分解されるため、吸着性能は低下しません。
この装置によりBOD濃度を10mg/L程度(排水の種類により異なります)に下げることができます。生物吸着分解塔の通液時間は従来の約10分の1。省スペースで、既存のラインに接続するだけ。イニシャルコストもわずかです。BOD・CODの負荷変動にも強い、より効率的なBOD・COD処理をご提案いたします。
生物活性炭法によるBOD処理につきましては、弊社営業担当または下記までお気軽にお問い合わせください。
環境装置事業部
TEL:026-285-4183 E-Mail:souchi@miyama.net
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