1998.04.01
環境トレンド 地球温暖化
温室効果ガス
近年、地球温暖化現象が大きな問題となっています。その原因となっているのが大気中における温室効果ガスの割合の増加。この温室効果ガスにはどんなものがあるのでしょうか。代表的なものをあげてみましょう。
二酸化炭素以外はいずれも2~4%と少量です。しかし、温室効果は二酸化炭素の数十倍から数千倍といわれています。
地球温暖化の解決策
地球温暖化の一番の解決策は、二酸化炭素の大気濃度を減らすことです。日本は二酸化炭素の排出量で世界第4位。全排出量の約5%を排出しています。二酸化炭素はエネルギー消費によって発生するので、事業活動、生活活動を問わずすべての分野での省エネルギーが重要です。また石炭・石油を使用する火力発電から、水力発電等のクリーンエネルギーへの転換、光合成、化学反応による二酸化炭素の固定技術の開発などに期待がよせられています。
昨年行われた国連気候変動枠組条約第3回締約国会議において、日本は2008年から2012年までの5年間で、温室効果ガスを1990年比で6%を目標に削減していかなくてはなりません。これに伴い、環境庁地球温暖化対策推進本部より当面の取組方針が発表されています。これには国内対策推進の法制的基盤等の整備、国民の理解の増進及び自主的な地球温暖化防止行動の促進等がうたわれています。
ミヤマでは自主的な地球温暖化防止行動のひとつとして「アイドリングストップ運動」を推進しています。
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